アメリカのキンダーガーデンのスクリーニングテストで聞かれる先生の英語の質問を全部紹介します!

アメリカの学校

We're an affiliate

We hope you love the products we recommend! Just so you know, we may collect a share of sales or other compensation from the links on this page. Thank you if you use our links, we really appreciate it!


スクリーニングテストとは

アメリカの幼稚園(日本で言えば年長組)は小学校に組み込まれています。幼稚園に入る前にスクリーニングテストというものが行われます。インタビュー形式で行われ、幼稚園に入る前の時点で、これから習う項目がどのくらいわかっているかを確認するテストです。保護者の方はお子さんがこのテストを受ける際、通常同席できません。わたしも自分の子供達がこのテストを受けるときに立ち会うことができず、今まで先生から質問された内容の詳細はわかりませんでした。が、今回駐在家族のお子さんの通訳者としてこのスクリーニングテストに立ち会い、初めて先生がどんな質問をするのか、どんな内容のことが問われるのかが分かりました。州によっては質問される内容は少し異なるかも知れませんが、以下に述べた項目を押さえていれば、テストでも問題なく満に近い点数が取れると思います。

スクリーニングテストで確認される項目ー先生の質問はこんな感じ

アルファベット

1. Can you write your name?  まず自分の名前が書けるかどうか。基本自分の名前だけ書けたらオッケーです。How about your last name? Can you write your last name as well?  ラストネームも書けるかどうか聞かれますが、書ければ尚いいですね。
2. Can you say the letter of the alphabet that I pointed to on the chart? 大文字と小文字のアルファベットの一覧を大文字から見せられて、先生が指すアルファベットが読めるかどうか 。(アルファベットの文字を目でみて認識できるかのテスト)
3. Can you sing the ABC song? アルファベットの歌が歌えるかどうか。   
4. Can you write the letter of the alphabet that I just spoke onto this sheet of paper?   先生が言ったアルファベットが書けるかどうか。

フォニックス(音声)

フォニックスとはアルファベットの読み方のルールを教えるためのメソッドです。1. Can you tell me which alphabet sound I just made?    次に先生がを音声(フォニックス)で発音し、それがどのアルファベットか言えるかまたは指せるかどうか(今言った音はどのアルファベットかわかる?)
2. Can you pronounce the sound of this letter? 今度は先生がアルファベットを指してこの音声(フォニックス)を発音してみてと聞かれます。例えばアルファベットのAだったらアア、Bはブブ、Pはププといったように)
3. What is the first sound of the word I just spoke? 次に先生が言った単語の最初の音は何か聞かれます。例えば、先生がbedと言ったら 最初の音はブブBとなります。

ライミング 

ライミングとは簡単に言えば「韻を踏む」ことです。ライミングには二種類あって、最初の音を合せる「頭韻」と最後の音を合せる「脚韻」があります。幼稚園で習うライミングはほとんどが「脚韻」の方です。その例の一つに「bat」「mat」「rat」「cat」語尾の「-at」が同じのなどがあります。
1. Can you tell me other words that rhyme with the word I just spoke? 先生が言った単語と同じライミングの単語は何か聞かれます。例えば、先生がdogと言ったライミングはfog、先生がtailと言ったら、snail, pailなどがあります。

ナンバー(数字)

1. Can you count from one to ten? How about counting up to 20? 1から10まで数えてみてと聞かれます。20まで数えれば文句ありません。ブロックが何個かテーブルの上に置かれて Can you count the blocks one by one? 一つずつ数えてみて。数えた後で、How many blocks were there? ブロックはいくつありましたか?
2. Can you tell me what number it is?   次に先生が数字のチャートを見せて指した数字が口頭で言えるかどうか確認されます。サイコロの目のフラッシュカードを一枚一枚順番にではなく、バラバラに見せられ How many dots can you see? ●はいくつありますか?1から10まで順番に数えることができたとしても、サイコロの目のカードをパッと見た時点で、その数が言えるかどうかの確認。
3. Can you point at the number that I just said? Or can you write the number that I just said?    今度は先生が口頭で言った数字をチャートの中で探すことができるか、または紙にその数字が書けるかどうか確認されます。

カラー(色)

1. Can you tell me what color it is? 先生がチャートの色を指しながらこの色は何と聞いて行きます。
2. What color do you like? その後で、何色が好きという質問もありました。この先生はシェイプ(形)についての質問はされませんでしたがシェイプを見せながら Can you tell me what shape it is? と聞く学校もあります。(実際うちの子供が通う学校では先生がシェイプについての質問をしたようです。)

本の読み方

本の構成について以下のような質問をされます。
1. Where is the title of the book?    タイトルはどこに書かれている?
2. Which side is the front of the book or the back of the book?    どっちが表でどっちが裏?
3. Can you tell me, or trace with your finger to show, how you read a story on a page? (From top to bottom? From left to right?)  お話はどっちからどっちに向かって読んで行く?指でなぞってみて
4. Can you say the alphabet letter on the first page?   先生が今回用いた本はアルファベットの本でしたが、本の一ページ目のアルファベットAを指してこのアルファベットが読める?と質問がありました。
5. How many pages are there in the book?  この本は全部で何ページある?  

 Dictation (単語、文の書き取り)

最後に先生が読んだ文章を聞いて、わかる単語だけ書いていくというテストもありました。I will read a story.  I want you to write down any words or sentences you hear.   You do not need to write down everything, but just words you can remember.  例)I have a big apple on my table. 
このテスト結果は先生方がクラス編成をするときに使うようです。尚、上記英語の質問は先生がスクリーニングテスト中に確認していた内容をもとに思い出しながら書いた英語になっています。

スクリーニングテストで満点をとる必要はないですが大切なことは

上記のスクリーニングテストは幼稚園に入ってくる子供がこれから幼稚園で習う項目を予めどれだけわかっているかを確認するテストですので、完璧にすべてわからなければならないというものではありません。 でもある程度おうちでも準備していると子供が幼稚園に入ったときに楽に授業に付いて行けるので、わたしはおうちでも親御さんが一緒に上記項目内容を確認していくことをおススメします。

実際私は自分の子供で失敗しました。三女はプリスクールに一年通い、プリスクールで一通りアルファベットやナンバーも勉強するし、アルファベットやナンバーは難なく読め書けたので幼稚園でも大丈夫だろうと鷹をくくっていました。が実際スクリーニングテストでは10点満点中4点しか取れず、ライミングやフォニックスなどはプリスクールでさほど力を入れて習っていなかったせいか幼稚園に入ってからも学校でやったワークシートで間違いだらけの回答用紙をうちに持って帰って焦りました。

それを機にうちでもわからないところを私がフォローしていくことに決めました。長男の時は私の過去の失敗から彼がすでにプリスクールに行っているときから以下のようなアクティビティをうちでもしていき、彼が幼稚園に入ってからは何の問題もなく授業に付いて行っていたようで、持って帰る答案用紙などは間違いはほとんどありませんでしたし、先生からも問題ないといつも報告がありました。

英語のインプット

アルファベットやナンバーなどは1ドルショップの店で売られているワークブックを購入したりサイトでフリーで提供されているものを印刷したりして認識練習(インプット)や書く練習(アウトプット)に使いました。ライミングやフォニックスもワークブックは売られていますが、うちの子供達はアクティビティをしながら学べるワークブックでないと嫌がってやろうとしませんでした。ゲーム感覚で遊びながら学ぶ教材はいつも楽しんでやっていましたし、一番子供達のアプトプットの練習には最適だったと思います。まずインプットとしてライミングやフォニックスがどういうものかコンセプトを教えるのにメディアを使ったら一番いいと思います。下記 You Tubeチャンネルはおススメの動画です。但し、これを見て聞いたからといって子供さんがアウトプットできるかどうかはわかりません。この後で子供さんと一緒にライミングやフォニックスのアクティビティをしながらアウトプットの確認をやっていくのが一番です。その他インプットの教材としてはライブラリーで借りられるフォニックスやライミングの本を一緒に読んでいくことをおススメします。

 

 

英語のアウトプット

上記の動画を見せて終わってしまうと子供さんが本当にフォニックスのルールを学んだかどうかまたライミングの単語をすべて覚えたかどうかは確認できません。コンセプトが分かった後で必ずアウトプットの確認をすることをお勧めします。ライミングは1ドルショップでワークブックが売られていなかったので遊び感覚でゲームをしながら学べる下記のワークブックを購入し、一緒にワークブックの問題を読みながらまたゲームをしながらインプットやアウトプットができているかどうかの確認をして行きました。またこの下の動画でもアウトプットの確認ができます。

 

この動画はライミングワードだったらエクササイズを続け、ライミングワードではなかったらfreeze(止まる)面白いアウトプットのエクササイズができる動画です。

 

 

こちらはフォニックスのアウトプット練習をしながらアルファベットのサイニング(手話)も学べます。

 

 

インプットアウトプット両方の練習ができるワークブック

ワークブックが好きなお子さんは公文が出しているこのワークブックをおススメします。この本では点と点を結ぶ線をなぞっていきながら点ごとに書かれているライミングワードを読んでいくインプット練習や迷路の中で同じライミングワードを探していきながら迷路を抜けていくどゲーム感覚で学べるワークブックです。本の終わりに向けては空白のボックスにライミングワードを入れていくといったアウトプット練習もできます。

My Book Of Rhyming Words And Phrases (Kumon Workbooks) 

ゲーム感覚で楽しみながらインプットアウトプット練習ができるアクティビティ教材

子供達はビンゴが大好きです。学校でも先生がビンゴをよくするようです。このビンゴゲームは簡単なマッチングゲームです。4枚のボードと24枚のカードが含まれており、順番に引いたカードと同じライミングワードが自分のボードの中にあればチップやコインを置いていきます。(チップは商品には含まれていませんので実物のお金のコインを使ってもいいと思います。)チップがどう並べばビンゴとするかは子供さんと一緒に決めてください。ビンゴになったら用意していたプライズ(キャンディなど)の中から好きなプライズを選ばせると子供のやる気がでます。このゲームをしながらアウトプットの確認もできますし、インプット用に導入してもいいですし、使い方はいろいろできます。

Junior Learning Rhyming Bingo Educational Action Games 

これは日本のアマゾンでは売っていないようです。

ライミングとサイトワードとフォニックスがすべて学べるビンゴはアメリカ日本どちらのアマゾンでも売っています。

アメリカのキンダーで習うサイトワードが学べる本

キンダーでは合計30~50個程度のサイトワード(単語)を読んで書く練習をさせられます。学校では毎週少しずつ練習して覚えていきますが、うちの息子はこのボブシリーズが大好きでSight wordsとAdvancing Beginnersというセットを買って何十回も読み返していました。息子も今年小学3年になるのでこの本をガラージセールで売ろうとしたらダメだと言って売らせてもらえませんでした。笑 一つのボックスに10冊入っており一冊で3つのサイトワードが学べるようになっています。サイトワードが文の中で使われていますが、文も2語文から長くても6語文ほどの長さでイラストや文脈のヒントをもとにワードが読めるようにもなっています。

Bob Books Sight Words: Kindergarten Paperback – Box set,

単語の最初の音声を勉強するための教材

うちの子供たちが使っていたこのポップコーンゲームはカードに単語の絵が描いてあり、その単語の最初の音声が言えたらカードがもらえ、ポップコーンカードはいわゆるババ抜きのババでれを引いたら獲得したカードを全部箱に戻すというものでしたが、最新版のこのゲームは絵のわりに2つのブレンド子音(例sh-やbl-)がそれぞれのカードに書かれており、その子音で始まる単語を言えたらそのカードがもらえるというゲームに代わっています。かなりの単語を知らないと面白くないかもしれません。私だったら学校で習った単語や親御さんが予めこのカードに書かれている子音で始まる単語を調べ、絵や実物などを使って単語を教えた後でこのゲームを使って、覚えた単語が言えるかどうか確認をしながらゲームをしていくという方法をとります。このゲームでは92枚のフォニックスのカード、ポップコーンカードが8枚、とスピナーが一つ入っています。スピナーを回し、スピナーが差した数量分のカードを引きそれぞれの子音ではじまる単語が言えたらカードがもらえます。フォニックス以外ではサイトワードやライミングワードのポップコーンゲームも販売されています。遊び方は同じです。

こちらがフォニックス

Sight Words サイトワード

Rhyming words ライミングワード

まとめ

動画でもワークブックでもゲームでもどの手段を使ってもただやらせるのではなく、インプットやアウトプットを行う時は親御さんも一緒になって子供と楽しみながら学習していくということが大切です。子供は親とゲームやアクティビティをすることを喜びます。実際わたしも忙しくてゲームをしたくないときも何度もありましたが、子供にせがまれてしようがなくやり始め子供が楽しそうにゲームをする姿を見たら、私もうれしくなって本気を出し勝敗をかけてゲームをしていました。笑 そうやってコミュニケーションをとりながら楽しく学んでいくと子供さんも英語に対してもっと興味を持ってくれるでしょう。今回はスクリーニングテスト内容をご紹介しましたが、テストで満点をとることよりもテストで分からなかったエリアは何だったのかをよく把握してキンダーに入ってからもマスターしていないエリアをフォローしていくことが重要ですね。

余談ー本を出版しました

この度、キンドルで初めて本を出版しました。うちの家族の日常生活の出来事を日記風に英語で書いています。また、日常で使われている50個のイディオムを日記の中で紹介しています。出てきた文法などの説明もしてます。まずストーリーの英語の部分だけを読んで頂き、わからない単語が出て来ても文脈で理解する練習をしてください。日本語のサマリーもつけていますが、なるべく日本語に頼らないで理解する方が練習になります。英語で簡単な文章を読むのは楽しいと思えるように、またイディオムや英語表現が使われるコンテクストを認識し(=インプット)それを適切な場面や状況で使うことができるように(=アウトプット)また英語を英語で理解する英語脳を作る練習になるように、この本が少しでもお役に立てればと思います。興味のある方は一読してみてください。

キンドルアンリミテッドに登録されている方は無料です。また、登録されていない方も30日間無料で購読できます。
 

English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.co.uk: Kindle Store
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunk...
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.com.au: Books
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunk...
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.ca: Kindle Store
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunk...
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.de: Kindle-Shop
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunk...
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.fr: Boutique Kindle
Achetez et téléchargez ebook English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think i...
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.es: Tienda Kindle
Lee ahora en digital con la aplicación gratuita Kindle.
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.in: Kindle Store
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunk...
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunko) (Japanese Edition) eBook : MayAmerica: Amazon.com.mx: Libros
English Idioms that Americans Use in their Daily Lives: Understand Idioms in the Journals in English and Train Our Brain to Think in English (AmericaArekoreBunk...

当ブログに立ち寄って頂きどうもありがとうございました。

ランキングに参加していますので、ポチっと押してもらえたらとても嬉しいです。

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ中西部情報へ

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

このブログが役に立つと思われましたら、フォローやシェアも宜しくお願い致します。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました