英語学習者に読んでほしいアメリカの大学の教授がススメた英語の語彙を増やす最適な方法とは?

英語学習

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はじめに

わたしは日本で中高校生の時に洋楽にハマり、その影響で英語が好きになった一人です。高校の時に通っていた塾は進学塾ではなく、私ともう一人の生徒だけというプライベートレッスンみたいな感じの塾でした。その先生が塾で使っていた本はショートストーリー集の最後に毎回ジョーク・落ちが入っているもので、確か出版社はオックスフォードだったと思いますが、残念ながら本の名前は忘れてしまいました。1ページごとに話が違うので気負いせず、また落ちが楽しみで難なく読んでいました。英語で長文を読むということは苦手の領域だったのですが、その本のおかげか、2年後には英語の実力テストでも学年でトップ3に入るぐらいの読解力がついてきました。それでもハリーポッターのような長編の英語の本を読むことはなかったですが。笑 日本に滞在していた外国人向けの雑誌で英語のセクションと日本語のセクションに分かれていたものが当時発行されていて、なるべく英語だけで読んで理解する練習もしていました。けれども知らない単語にぶつかるとどうしても翻訳機や辞書で日本語の意味を確認したかったので、その時点ではまだ日本語から英語、英語から日本語といったような思考回路に頼っていたんだと思います。

単語の意味を辞書で引くことを辞めたきっかけ

大学院在籍中、多数の本および記事を毎週読み、その記事についてのレポートを書くという課題がありました。英語の本や記事を読む過程で、知らなかった単語が出てきた時は日本語で意味を確認したいという衝動にかられたのですが、当時辞書または電子辞書で単語を調べるのは時間がかかるだけでなく、理解してきた内容や思考を中断しなければならないという不利な点がありました。そこで辞書で日本語の意味を確認することは辞めてコンテクスト(文脈)に基づいて、単語の意味を推測するという勉強法に切り替えました。この方法に慣れてくると読むスピードも速くなり、英語で新しい単語もなんとなく理解し始めていたことに気がつきました。念の為に単語の意味が自分の推測と合っているかどうかの確認は英英辞典を使い、後で確認するという方法もとったことはありますが、英英辞典のみです。コンテクスト・文脈をヒントにして英語の単語やフレーズを学ぶ方法の利点の一つはライティングやスピーキングを行う場合、文脈・会話に合った適切な単語やフレーズを選ぶ能力も備わってきます。

語彙を増やす最適な方法

アメリカの大学で教員養成のコースのクラスを取っていたのですが、そのクラスの授業で聞いた教授の一言は一生忘れません。「語彙を増やす最適な方法は、ずばり本を読むことです。とにかく読むことです。」うちの子供達を見ても、長女アリーは小さい時から本が好きで、チャプターブックを学校のライブラリーで借りて来て、暇さえあれば読んでいました。彼女が小学校の低学年の時はiPadやiPhoneも普及されておらず、それが良かったかのかも知れませんが。笑 アリーは読書することで語彙力も増えていったし、その語彙を使ってライティング力もつき、小学校5年の時の作文コンクールでは州で一位を取ったくらいです。三女ミリーは小学校1年の時にReading能力を計るテストで小学校1年以下のレベルで悪く、title 1 という読みができない子供をサポートするクラスに1日30分入ることになりました。これを機にうちに帰ってから、毎日私と一緒にチャプターブックを音読し始め、それを一年続けた結果、小学校1年の終わりには小学校4年生の語彙レベルまで上がりました。読めば語彙が増えるのは当然のことであり、大事なのは継続です。また、語彙が増えるだけでなく、文法やライティングレベルも必然的に上がることは、うちの子供たちの例のみならず、アメリカのいろいろな教育リサーチで立証されています。

多読の重要性

ここまでの話でお分かりのように私がおススメする英語学習は辞書を使わない多読です。これができる子供は英語力が伸びます。大人も多読を始めれば絶対に語彙も増えるし、文法の力もつきます。何と言っても頭に残っている単語やフレーズがどういうコンテクストで使われるかということも分かってきます。つい最近、13歳の海外生活ゼロの女の子がTOEICで980点取ったというニュースをYOU TUBEで見ました。その子がずっとやって来たことは自分の好きな英語の本を読み、辞書は引かずに、文脈で意味を推測し英語を英語で理解してきたという多読です。

まとめ

長編の本を英語で読むということは、仕事をされている方や子育てに追われている方にとって、継続するのはなかなか難しいと思われます。実際私も会社や子育てに追われているので、長編の本を読み始めると終わるのに一か月ぐらいかかるか最後まで読めません。笑 オーディオブックだと会社の通勤時間中、運転しながら車の中で聞けるので、最近はオーディオブックを聞く機会が多いです。オーディオブックはリスニングの勉強にもなりますので、忙しい方に特におススメします。また、ショートストーリーは一つ一つ話が違うので、一日に一つのストーリーだけ読むと決めて毎日少しずつ読めば難なく読めて英語学習には最適だと思います。どちらにせよ、辞書は引かず、文脈で英語を理解する方法に切り替えてみてください。最初は単語の意味が日本語でわからなくても、慣れてくれば必ず文脈をヒントにして、わかるようになり英語脳が育ってきます。

余談ー本を出版しました

この度、キンドルで初めて本を出版しました。うちの家族の日常生活の出来事を日記風に英語で書いています。また、日常で使われている50個のイディオムを日記の中で紹介しています。出てきた文法などの説明もしてます。まずストーリーの英語の部分だけを読んで頂き、わからない単語が出て来ても文脈で理解する練習をしてください。日本語のサマリーもつけていますが、なるべく日本語に頼らないで理解する方が練習になります。英語で簡単な文章を読むのは楽しいと思えるように、またイディオムや英語表現が使われるコンテクストを認識し(=インプット)それを適切な場面や状況で使うことができるように(=アウトプット)また英語を英語で理解する英語脳を作る練習になるように、この本が少しでもお役に立てればと思います。興味のある方は一読してみてください。

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