英語でなんて言うの?「業者」編

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はじめに

私が勤めている会社のブレイクルーム(休憩室)には、業者さんが毎日冷蔵庫や冷凍庫にランチやディナーになるピザやサンドイッチ等の食品やドリンクを供給してくれています。 (うちの会社は3勤あるので、昼間だけは業者から派遣されたスタッフさんが一人だけ会社に居て、食品を随時供給してくれています。) 3カ月前にコーヒーの自動販売機にお金を入れたのに、紙コップは出てきたけれども、コーヒーが出てこなかったことがありました。その時に側にいた業者さんにこんな感じで訴えました。

Excuse me, I just put money into the vending machine. The cup came down, but the machine did not dispense the coffee that I selected.すみません、自動販売機にお金を入れ、カップは出てきたのですが、私が選んだコーヒーが出てこなかったのですが…
Okay. No problem. Please fill out a complaint form. 大丈夫、 問題ないですよ。 苦情フォームに記入してください。

と言って苦情フォームなるものをもらい、たったの55セントでしたが申請して、ちゃんと後で55セント封筒に入れられて返ってきました。 すぐ近くに業者のスタッフさんがいなかったら、55セントとられても別に訴えなかったと思いますが。笑 とりあえず、苦情フォームなるものがあることだけでもわかって良かったです。

業者は英語でなんて言うでしょうか?

「業者」という日本語は意味の幅が広いですが、英語では以下のように使い分けられています。辞書で調べたところ、以下のそれぞれの単語は多少違うニュアンスを含んでいます。

Vendor  製品をさまざまな顧客に販売する個人または企業、ベンダーは、他の会社から製品を購入し、それを他の人に販売する企業または仲介業者。
Contractor  請負業者と訳されることが多い。完了日が設定され、特定のタスクを割り当てられた外部の人や会社のことを指す。
Subcontractor  請負業者(コントラクター)とビジネスのある会社。プロジェクト全体のある特定のタスクをコントラクターがサブコントラクターに頼むことがある。
Supplier 商品を提供してくれるビジネスをしている人・会社

例文1

うちの会社でブレイクルームに食品を供給してくれる業者さんは、まさしく仲介業者なのでみんなVendor と呼んでいます。こんなメールが先日総務から送られて来ました。

Our food vendor will not be servicing the East and South breakrooms next week.

私たちの(食品関係の)ベンダーは来週、東と南の休憩室で、サービスを提供してくれません。(冷蔵庫や冷凍庫に食品を補給しないということ)

このメールが送られてきた次の週は、会社も長期のクリスマス休暇に入る前だったので、Vendorも休みを取る従業員が多かったので来られなかったのかも知れません。 うちの障害児の娘は車椅子などの福祉用具を購入することがあるのですが、そういう会社も他の会社からパーツを購入して組み立てたものを売ったり、そのまま注文した物を売ったりする仲介業者なのでVendorと呼んでいます。

例文2

駐在家族の家のファーネス(ヒーター)が壊れて総務に打ち上げたときは 総務の人が

I will call a contractor right away. すぐに業者に電話します。

と言って請負業者に連絡してくれました。 駐在家族の家は会社持ちなので、家電などの故障があるときは会社が契約している、またはいつも使っている業者に連絡します。家電を修理してもらうというタスクを与えて、仕事をしてもらう業者なので、Contractor という単語を総務が使っています。 また、うちの会社は毎週、他会社から製品を購入して、それを組み付けて売っているので会社と取引のある業者はすべて Supplierと呼んでいます。 また Contractorだけれども外注と言いたいときは Outsource とか Outsource contractorと呼んでいます。 Outsource(アウトソース)とは、Contractorと同じような意味を持つ用語で、社内で行われる、または行われる可能性のあるプロジェクトや既存の活動などを責任を持って行ってもらう業者のことです。Contractorはどちらかというと常連の業者で、Our contractor と言うと○○会社と頭に浮かぶけれども、Outsourceを使う時は、まだ特定されていない外部の業者というニュアンスを含みます。

まとめ

業者という、この一つの例だけ見ても、日本語でいう「業者」は意味の幅が広く、仲介業者、卸売業者、請負業者もまた商品を作って提供してくれる会社もすべて「業者」で通りますが、英語では上記のように「業者」という同等の意味を持つ単語が使い分けられています。日本語と英語は意味の幅が違う言葉が多々あるので、類義語があれば、その類義語がどのようなコンテクストでまたは意味で使われているのかを調べて使ってみる勉強法もおススメします。

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うちの家族の日常生活の出来事を日記風に英語で書いています。また、日常で使われている50個のイディオムを日記の中で、紹介しています。出てきた文法などの説明もしてます。まずストーリーの英語の部分だけを読んで頂き、わからない単語が出て来ても、文脈で理解する練習をしてみて下さい。日本語のサマリーもつけていますが、なるべく日本語に頼らないで理解する方が練習になります。英語で簡単な文章を読むのは楽しいと思えるように、またイディオムや英語表現が使われるコンテクストを認識し(=インプット)それを適切な場面や状況で使うことができるように(=アウトプット)また英語を英語で理解する英語脳を作る練習になるように、この本が少しでもお役に立てればと思います。興味のある方は一読してみて頂けると光栄です。

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